REPORT
甲子園大会歌合唱 録画録音~たくさんの取材をしていただきました~
本校では、昭和30年大会から65年の長きにわたり、春、選抜野球大会の開会式におきまして、大会歌の合唱を担当させていただいております。しかしながら、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、大会自体が中止になりました。球児たちはもちろんですが、毎年歌声を届けてきた本校生徒たちも大変残念な思いでした。
しかしながら、この度選抜出場予定校による交流試合を甲子園で行うことが決定したことを機に、生徒たちからも「私たちも何らかの形で、球児を応援したい」という声が挙がり、「大会歌『今ありて』を合唱し、出場予定の球児たちに歌声を届ける」という企画が生まれました。
例年は高校普通科音楽科1・2年生を対象とした行事ですが、学校としての大切な、しかも長きにわたる伝統行事をつなぎたいという思いから、今年は全校生が一丸となって、高校3年生も中学生も一緒になって、全国の球児や大会を楽しみにされていた方々に、歌声を届けることにしました。
この企画を進めるにあたり、感染対策はどのようにすべきか、本当に安全にできるのか、音楽科科長の雁木先生を中心に、諸外国の論文や検証を調べ、日本におけるガイドラインに沿って練習を行ってきました。
そしていよいよ、本日7月29日(水)・30日(木)の両日、全校生を15人程度に分け、1グループずつ録画録音を行いました。下記はその様子です。
全てのグループの録画録音が終了後に、映像に歌声を重ね合わせたDVDを制作して出場予定校に送る予定にしています。
ありがたいことに、本校の取り組みに関心を持っていただいたメディアの方々からの取材を複数受けました。
本日取材いただいたのは、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、関西テレビ、兵庫ジャーナル社、神戸新聞(取材時間順に掲載)です。
生徒たちの取り組みや思いが、記事や映像になって、皆さんの目に留まればうれしく思います。