校長ブログ

本校の図書館②

2021.05.12 教職員紹介
5月12日

 司書のH先生が本校図書館について以下のような文章を寄せてくれましたので紹介します。 

 

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 濱名山手学院(旧:神戸山手学園)が97周年を迎える今年、本校の図書館は、73周年になります。

 大正13年の創立当初は、教室は教科別になっていて、各教室にガラス戸付きの書架があり、それぞれ専門の図書が置かれていました。昭和11年には、本館校舎に職員図書室、南館校舎に生徒図書室が設置されました。昭和23年の高等女学校から中学校高等学校となった年には、南館校舎に「図書館」が創られ、従来の教科別分類を日本十進分類法に改め「図書室」から「図書館」へとその内容が充実されました。

 昭和25年に短期大学が設立したことを機に神戸山手学園図書館として共同利用し、昭和33年に短期大学図書室が新設され、翌年に『古事類苑』等の図書を移しました。昭和41年に音楽科新設のため閲覧室と司書室を南館3階に、書庫を南館4階に移し、この年に中高図書館、短大図書館がそれぞれ独立運営になりました。その後書庫は昭和58年に現在の南館地階に移り、図書館は昭和62年より現在の体育館下に移っています。図書館の広さは505平方メートルです。広く、明るく、風通しが良く、校門近くに位置しているので登下校時に利用することも可能です。平成28年から図書館南側の広場にはパラソルのあるガーデンテーブルセットを置いており、生徒の憩いの場になっています。

 図書館は雑誌等逐次刊行物を合わせると7万冊を超える資料を所蔵し、常にその内容の充実を心がけています。初代館長をはじめ創設期やそれに近い時期から長年にわたり組織の確立や資料の充実など、より良い図書館づくりに力を注いできた教員や、目録カードの整備をした司書等の多くの教職員の築いてきた基礎の上に立って、今日の図書館はあります。

 館長は昭和62年より兼務になり、現在は総務部長が兼任しています。スタッフは、図書館指導係2名、司書2名です。

 図書館活動として、昭和27年度から「読書感想文全校コンクール」を行っています。今年で第70回目を迎える学校行事で、「すべての生徒が読書の喜びを知り、内面をより豊かに育むために」と前年の9月に着任した校長の発案で始まりました。昭和37年度以降は、その年毎に優秀作品集にまとめられ、全校生徒に配られています。全国学校図書館協議会と毎日新聞が共催する「青少年読書感想文全国コンクール」が初めて行われたのが、本校より遅れること3年の昭和30年でした。生徒会の図書委員会は、中高の各委員長と副委員長を中心に内容を考えて、主に放課後に活動しています。研修会では他校の図書委員会との交流を行い、ビブリオバトル大会にも参加しています。

 図書館は、これからも先人たちの築いてきた本校独自の素晴らしい財産を発展させていけるように、そして教育の展開に寄与し生徒及び教職員にとってなくてはならない図書館になるように努めていきたいと思います。(参考文献:『神戸山手学園七十五年史』)