学校概要
建学の精神
自学自習・情操陶冶

教育ミッション
教育ミッション3つのC

校長挨拶
+グローバル先進校宣言!
-予測できない未来社会の中、グローバル的視点で活躍できる生徒を育てます!-

学校長 平井 正朗
濱名山手学院の教育ミッションは、「『他者を尊重しつつ、主体的・能動的に自らの人生を切り拓く』ことができる人間を世界に送り出すこと」です。その中で、本校は、建学の精神である「自学自習」と「情操陶冶」の下、グローバル・シティズンシップ(地球市民)の育成を目標に掲げています。
2025年、創立101年目を迎え、よりグローバル化を進め、一部のコースを共学化、神戸山手グローバル中学校・高等学校として新たなスタートを切りました。歴史と伝統を継承しつつ、予測不可能な未来社会で本質を見極め、活躍できる生徒を育成すべく、コミュニケーション・ツールとしての英語教育を基盤に、個別最適な学びと協働的な学びを組み合わせ、理論と実践が融合した学校文化の創造を柱としています。特に、「進路満足度100%」をめざし、山手文化の特色である手厚い指導とカリキュラム・マネジメントの下、アダプティブ・ラーニングを活用しながら、生徒一人ひとりに最適な学びを提供しています。そして、教育ミッションであるCommunication(対話、伝達)、Consideration(熟慮、考察、思いやり)、Commitment(参画、貢献)の「3C」を育み、グローバル的視点に立ち、積極的な社会・他者への貢献に喜びを感じる人を育成しています。

これまでの日本の学校は、教科科目を基盤として、"1つの正解"を求める入試を突破し、序列化された学校へ進学することに終始してきた感があります。しかし、将来が予測しにくく、環境、エネルギー、貧困など、地球規模の課題が山積する中、めざす学力は、教科単位で体系化していたものから教科を超えた視点への転換を図り、自らの生涯を生き抜く行動の源を培うこと。グローバル化が進展する中、多文化共生理解を推進し、しなやかな感性で、多様性を受け入れ、互いに尊重し合える姿勢を育成することで学びの幅を拡げ、最適解にアプローチできる探究力が時代の要請です。高度な知能をもつ生成AIが進化し続け、人間を凌ぐ能力を獲得しようとしている今、知的作業を担い始めるテクノロジーとどう向き合うべきかも喫緊の課題。教育活動の大命題がバランスのとれた知育・徳育・体育とするならば、社会のリアルな問題に対し、背景知識を強化し、思考力、判断力、表現力を育成するのが学校の役割です。

2050年代半ばには、人口が1億人を切る時代がやってきます。AIロボットをはじめとするテクノロジーが社会を変容させるのは自明です。生成AIはインターネット上の膨大な情報を学習し、3億人分の雇用を自動化できるとの予測があります。その知識量は人が一生かけても学べないレベル。しかし、データは経験に基づく知識や感覚に対応しているわけではなく、確率が高い単語を並べているにすぎません。学校現場では、AIへの理解を深めることを前提とした上で、適切な使い方と併せて、より速く、よく学べることをファシリテートする指導が求められています。

教室に同じ年齢の児童や生徒を集め、画一的な内容の事柄を教える現代の学校のやり方が広まったのは18世紀の産業革命から。技術革新が経済成長を左右するデジタル社会が到来し、メタバースを使った遠隔学習などが進められている今、大量生産による工業化と近代化を進める際にベストを考えられた手法では通用しなくなるのは当然です。教育をとりまく環境は形を変えていきますが、テクノロジーが人類の文明を牽引する世代において、人類と地球の命運を握るのは人類の知性と理性であることは否定できません。不易流行の姿勢は学校も同じなのです。

学習指導要領には「一人一人の児童が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切りひらき、持続可能な社会の創り手となる」ことが盛り込まれています。文部科学省は、子供たちを"誰ひとり取り残すことなく"、公正に個別最適化された学びを持続的に実現させることをめざしています。今、日本の学校文化は大きな転換期を迎えようとしているのです。

生徒諸君が本校で過ごす年月は実社会への扉。勉強やクラブ活動、そして同級生と過ごす時間等に充てた時間は長い人生の中では一瞬にすぎませんが、かけがえのない大切なものになるはずです。中高時代に努力した経験は、生きる目的は何かということに真剣に向き合い、夢や志を育む絶好の機会です。"なりたい自分"になるために頑張り続けた経験は、将来、自分が活躍できる舞台につながるのです。人生100年時代。生徒諸君には、平和で豊かな社会を持続させるために、複眼的視点で物事の本質を見極め、正解は1つではないことに気づき、最適解を導く素養を磨くことによって人生を切り拓くたくましさを身につけてほしいと思います。教職員一同、未来を生きる生徒たちに社会にどう貢献できるかを問い続け、成果を精選してブランド力を高め、生徒に還元する環境づくりに邁進します。ここに、生徒個々の夢の実現に向けて、全力でサポートさせていただくことをお約束致します。
カリキュラム・マネジメントの概念構成図

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沿革
大正13年5月 | 山手学習院創立 |
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大正15年4月 | 神戸山手高等女学校開校 |
昭和2年12月 | 財団法人神戸山手高等女学校設立 |
昭和22年4月 | 神戸山手女子専門学校開校 学制改革により神戸山手女子中学校開校 |
昭和22年7月 | 組織変更により財団法人神戸山手学園と改称 |
昭和23年4月 | 学制改革により神戸山手女子高等学校開校 |
昭和25年4月 | 神戸山手女子短期大学開学 |
昭和26年2月 | 組織変更により学校法人神戸山手学園設立 |
昭和41年4月 | 神戸山手女子高等学校音楽科設置 |
平成 6年4月 | 神戸山手女子高等学校普通科に英語コース設置 |
平成11年4月 | 神戸山手大学開学 |
平成12年4月 | 神戸山手女子高等学校普通科 英語コースを文理コースに改編 |
平成13年4月 | 神戸山手女子中学校に特進コースと進学コース設置 |
平成16年4月 | 神戸山手女子短期大学を神戸山手短期大学に改称 |
平成17年4月 | 神戸山手女子高等学校普通科に高校入学課程I類・II類設置 |
平成22年4月 | 神戸山手女子高等学校普通科に選抜コース・標準コース設置 |
平成26年4月 | 神戸山手女子高等学校普通科に文理進学コース・総合進学コース設置 |
令和2年4月 | 学校法人濱名学院と法人合併「学校法人濱名山手学院」に 神戸山手大学は関西国際大学と統合 |
令和3年4月 | 中学校・高等学校普通科に「未来探究コース」を設置 |
令和5年4月 | 中学校・高等学校に「グローバル選抜探究コース」を設置 |
令和5年6月 | 第2体育館の改修 |
令和6年9月 | 男子トイレを新設 |
令和7年4月 |
「神戸山手グローバル中学校高等学校」に校名変更 中学校・高等学校「グローバル選抜探究コース」、高等学校「選抜コース」を共学に |
100周年事業
【式典・イベントなど】
4月21日 | 第1回きてみてヤマテ体験講座 |
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5月25日 | 令和6年度友松会100周年総会、親睦会 第2回きてみてヤマテ体験講座 |
6月22日 | 第3回きてみてヤマテ体験講座 |
7月7日 | 友松会主催「七夕会」 第4回きてみてヤマテ体験講座~七夕・夏祭り~ |
7月21日 | 第1回中学校・高等学校オープンスクール |
9月8日 | 文化祭 卒業生ウラリエさんとの対談 友松会・育友会・在校生によるコーラス |
9月21日 | 濱名山手学院創立100周年記念式典 |
9月23日 | 第2回中学校・高等学校オープンスクール |
10月12日 | 教育シンポジウム |
10月19日 | きてみてヤマテのハロウィンフェスティバル |
10月26日 | 第5回きてみてヤマテ体験講座 |
11月3日 | 第3回中学校・高等学校オープンスクール |
11月9日 | 育友会 秋の交流会 100周年記念落語会 柳家三三独演会 |
11月23日 | 第6回きてみてヤマテ体験講座 |
11月30日 | 第7回きてみてヤマテ体験講座 |
12月1日 | 第8回きてみてヤマテ体験講座 |
12月8日 | きてみてヤマテのクリスマスフェスティバル |
12月21日 | 教育講演会 上智大学と関西国際大学の両学長の対談 関西国際大学吹奏楽部・神戸山手女子中学校高等学校吹奏楽部 特別合同演奏会 |
12月22日 | ムジカリネン山手によるコンサート |
12月24日 | 南門特別開放 |
【施設・記念品】
- 制服リカちゃん作成・販売
- 法人記章作成
- 100周年記念Tシャツ販売
- 在校生に山手ノート配布
- 男子トイレ新設
- 第二体育館の空調とトイレの整備
- 多言語翻訳ツールの購入など
- グラウンド 朝礼台新設
- テニスコート 冷水機・冷蔵庫の設置
【関西国際大学進学プロジェクト】
保健医療学部・教育学部・社会学部(2026年より情報学部予定)・グローバル学部との高大連携プログラムの実施

100周年記念式典

教育講演会

友松会記念総会

合同コーラス

合同演奏会

山手ノート
学校評価
濱名山手学院
