校長ブログ

頼もしい卒業生①

2021.06.12 教職員紹介
6月12

 本校のOGが教職員スタッフとして、頑張ってくれています。97年の歴史と伝統を有する本校には約2万人の卒業生がおり、それぞれのフィールドで活躍しています。先日、「OGとして山手に期待するもの」をテーマに、ディスカッションしましたので、一部をご紹介させていただきます。

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国語科のO先生

1、 地域に愛され、地域に貢献できる学校であること。

 97年という歴史をこの場所で紡いできた本校は、建学のいきさつも含め、神戸に愛され、また、神戸を元気にできる学校としてありたい。依然として本校の卒業生だったことを誇りに思っている方も多く、以前のように、地元の方から信頼され愛される活気ある学校となりたい。今こそ、「昔はいい学校だった」からの脱却を目指したい。

2、 自己肯定感を持った、強く優しい女性を育てる学校であること。

 町を愛し、町に愛される生徒としてこの神戸山手で学び、そして将来、地元はもちろん広く社会に貢献できる人材に成長してほしい。そのためには、自己肯定感を持ち、他者に優しくするための強さを備え、柔軟な思考ができる女性を育てたい。生徒一人一人に「神戸山手の女子生徒」という誇りと品格を持たせたい。

3、 お互いに協力し合える教職員集団であること。

 個々の異なる能力を上手くマネージメントして、互いにサポートしあえる教職員間の人間関係を気づきたい。生徒指導が一担任の当たりはずれではなく、学年さらには学校単位で行えるようなチーム山手の教職員集団になりたい。

音楽科のM先生

 昨年3月より、新型コロナウィルスの影響によりオンラインの授業やレッスンが多く導入されました。オンラインレッスンなどでコンピューターを介した音はもう信号音でしかなく、音高、強弱やリズムはまだしも、音が放つ色、響き、厚み、想い、そして息づかいが伝わるものではありませんでした。対面での授業やレッスンが再開したときは、生きた音にホッとしたのをよく覚えています。やっぱり音楽はいいなと心から感じました。音楽は「音を楽しむ」と書きますが、決して楽しいことばかりではなく、多くの時間を割きコツコツと練習に励まなければなりません。孤独と忍耐との勝負です。しかし音楽の厳しさから培われた生きる力は生涯にわたり財産になります。神戸山手の生徒たちの奏でる音楽が、人の心を豊かにし、生きる気力に繋がっていくことを期待しています。

事務局のM先生

 昔から本校の生徒は「山手のお嬢さん」と呼ばれることが多いですが、これはおしとやかさや上品さを持ち合わせる女性を育む学校として評価されている証だと思います。この山手ならではのイメージが変わることのないように、これからも伝統を守っていける教育を継続していきたいです。その一方で、進化していることもあります。それは多様化するライフキャリアを自分自身で選択できる力を身につける教育です。本校には<生徒と教職員の距離の近さ・面倒見のよさ>という変わらない強みがありますが、この強みを多分に活かすことで、ひとりひとりのキャリア形成に的確に対応したサポートができています。伝統と進化を共存させた"いまの山手"は、私が生徒だった時以上に、たくさんの可能性を見つける機会が提供されています。この恵まれた環境を多いに活用し、これから山手の一員になる後輩の皆さんには未来を自ら切り開けるような女性になってほしいと願っています。