校長ブログ

理数探究に向けて

2021.10.08 教科研究
10月8日

 理系分野に興味・関心を示す中高生が増えつつあります。本校でも新設したデータ・サイエンス部がその期待に応えるもの。顧問のT先生(情報科)に聞くと、宇宙エレベーターロボット競技会他、様々なイベントにも挑戦し、世界をリードするエンジニアを育成したいとのこと。生徒たちの成長が楽しみです。(T先生は毎年、コベッコランドで開催される小学生対象のプログラミング教室でも大人気。今年から本校でも開催しています)

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 理系分野での女子生徒の活躍というと、10年前、茨城県の高校を卒業した生徒が在学中に行った実験から得た発見がアメリカの化学の専門誌に掲載され、注目を集めました。現在、産業界から理系を専攻する学生を求める声が多いのは事実です。文科省も理系分野における女性の活躍推進を打ち出し、女子中高生の理系進路選択支援プログラムを用意、大学等と連携した科学技術人材育成活動を実践しています。

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 本校では、学習指導要領に伴うカリキュラムの改訂や「理数探究」をはじめとする教科横断的アプローチを見据えて、2学期より、数学科・情報化・理科の合同教科会を開催、次年度のシラバスを研究していただいております。理数探究教育は、進路指導部長のN先生(数学科)がリードし、EdTechを推進する前述のT先生(情報科)と数学科主任のK先生、そして、N教頭(理科)もバックアップに入り、産学協働も含めた外部資源の活用も進めた山手独自の「理数探究」を構築する段階に入っています。