校長ブログ

新コース立ち上げ特集⑥-到達目標とルーブリック評価

2022.03.22 グローバル教育
3月22

 グローバル選抜探究コース(Gコース)の英語の到達目標は、CEFR基準でいうと、中学卒業段階でA2レベル、高校卒業段階でB2レベルを設定しています。英検で換算すると、中1~2は英検3級以上、中3~高1は英検準2級以上、高2~高3は英検2級以上に仕上げていきます。(目標は中学卒業段階で2級、高校卒業段階で準1級とし、シラバス化していきます)

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 学年の進行イメージは、中1~2を「第1ターム:習得」、中3~高1を「第2ターム:活用」、高2~3を「第3ターム:探究」とし、卒業後の進路としては、国内では中堅国公立、最低ラインで有名私大、もしくは海外の大学への進学をめざします。 

 カリキュラムは必履修科目をおさえた上で、可能な限り、英語及びグローバル探究の時間に充て、演習量を大幅に増加します。そして、背景知識を強化し、論理的思考力を涵養、課題発見・解決能力をブラッシュ・アップすることによって、国内のみならず、海外の大学でも通用する学力を育成します。つまり、英語4技能を徹底的にマスターし、海外事情に精通するだけでなく、日本の伝統文化や歴史などを発信できる力を育成していくということです。同時に、高校では大学受験対策として、校内予備校「山手アドバンス講習」を開講します。2021年度は実力派の予備校講師を招聘し、英語、国語を開講、大好評でした。2022年度は英語、国語、数学の3教科を予定しています。 

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 ルーブリックとは、学習到達度について表を用いて測定する方法のこと。ルーブリックが注目されているのは、新学習指導要領で「主体的で対話的で深い学び」による探究的アプローチが重視されたことによります。探究学習の方法としては、正解のない問いに対する最適解・納得解に向けて、思考-判断-協働-表現等のプロセスを経ることで学習の定着率が一層高まるとされています。それまでの一般的な評価方法であったテストでは、探究学習を適切に評価できず、テストに代わる新たなパフォーマンス評価が必要であったため、これらの手法が注目されるに至ったのです。ちなみに、ルーブリックの第一人者としでは、ポートランド州立大学名誉教授のダネル・D・スティーブンス氏が有名です。

 ルーブリック評価は、生徒が評価基準を知った上で学習すれば自己評価を実施しやすくなるというメリットがあります。自己評価をすることで、振り返りの習慣を身につける、言い換えれば、メタ認知力を高める機会を得ることができるのであり、自己調整学習へのステップが可能になるのです。