校長ブログ

アート部

2022.08.09 クラブ・生徒・教職員紹介
8月9日

 今回はアート部の紹介です。22名のクラブ員がそれぞれの活動を通じて自己表現力を高めてくれています。顧問のI先生も創作され、よいお手本となってくれています。生徒諸君に贈る言葉は、「自分がどんなことを伝えるか考えること。それが本当の表現力になる」です。

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 アート部では、水彩や油絵に限らず、タブレットを使用したデジタルイラストなどにも挑戦することができます。個人の興味ややってみたいことを大切に、自分のペースで制作をしつつ、定期的にコンテストや、展覧会にも出品するなど、目標を定めてメリハリのある活動を目指しています。コロナ禍以前には、スケッチ研修や、美術館、庭園に行くなど、校外での活動も行っていました。

 制作、と聞くと個人での活動ばかりをイメージされます。実際、アート部の活動は、自分が何を表現したいのかを考え、自分と向き合い制作していくことが主ではあります。しかし、一方で文化祭での看板制作や、パンフレットデザイン、体育大会のバッジのデザインなど、学校との関わりも大変深い部活でもあります。特に看板制作や文化祭の展示では、6学年が協力しながらお互いのアイデアを出し合い、相談し、部員たちでスケジュールを合わせながら制作していきます。

 従来のイメージ通りの、自己完結型の制作にとどまらず、部員同士でコミュニケーションを図りながらひとつの物を創り上げ、アートの持つコミュニケーションという要素を学んでいけるという、裾野の広さが部活としての魅力であると言えるでしょう。

 また、アートという共通点から、趣味の話や、制作の方法など、先輩・後輩の垣根を越えて好きな物事を共有し、楽しそうにお互いの作品を褒め合う姿もよく見られ、部員たちにとっては、自分の好きなものを好きだと言える、居心地の良い部活です。