校長ブログ

2学期終業式

2022.12.26 学校生活
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 24日、2学期の終業式を行いました。

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 今年はクラブの大活躍が注目を集めました。現在、クラブ活動に8割以上の生徒が参加してくれていますが、特記事項として、全国インターハイ常連である陸上競技部は過去最高の記録を更新、東京国立競技場で開催された第106回日本陸上競技選手権大会・リレー競技会に出場、堂々たる成果をおさめてくれました。吹奏楽部は兵庫県吹奏楽コンクールで2年連続金賞、マンドリンギター部(38年連続)とアーチェリー部(6年ぶり)は全国大会、卓球部とソフトテニス部は県大会に出場しました。データサイエンス部と広報部は友松会の支援を得て、テレビでも大活躍、地域に開かれた学校づくりに寄与してくれました。その他のクラブもそれぞれが目標に向かって頑張ってくれているのは嬉しい限りです。

 自己調整に伴う個別最適化学習に向けて、EdTech教材を活用した「自学自習」がかなり浸透しました。学習計画表や考査分析会に基づく担任と生徒のリフレクション・アワーは学習習慣の定着に資するものであり、「スタディサプリENGLISH」(リクルート)の「Eフェスタ」では、高2が全国11位、高1が全国17位と利用率がトップクラスになりました。また、中学では「Y1グランプリ」が定期的に開催されました。

 協働的な学びは、産官学をベースとした探究学習が根づき、SDGsなど、リアルな社会問題を同じ次元で捉え、ディスカッションを通じて思考・判断、自由に表現し、行動する力を育ててくれました。高2の有志17名は高校生版県議会だよりを作成、表彰されるなど、学習履歴となる様々な取り組みが行われました。

 10月15日には『変わる山手!-グローバル化、DX化に対応する令和の日本型私学に向けて-』というタイトルの教育シンポジウムを開催しました。講演やパネルディスカッション、代表生徒による探究発表、英語と他教科を組み合わせたイマ―ジョン、教科横断型の理数探究、デジタル化に対応する情報の公開授業を盛り込み、確実に進化している山手をご覧いただけました。独創的な取り組みが根づきはじめ、学校が活性化しています。さらなる発展をご期待ください。