校長ブログ

今、神戸山手が面白い!①

2023.06.30 入試情報
6月30日

 今回は教育関連企業の方からのインタビューの一コマをお届けします。

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K:「進路満足度100%」を掲げた学校改革が順調と伺っております。2024年にいよいよ創立100周年を迎えられ、時代が求める学校創りが着々と進められているのですね。

校長:ありがとうございます。

K:成果の程をお伝えいただいてもよろしいでしょうか?

校長:はい。今春の卒業生は現役合格率、進路満足度(生徒・保護者)が9割以上、難関・有名大学合格に加え、姉妹校関係にある関西国際大学への入学者数は最多となりました。探究学習では、6,000名以上が参加する高校生アントレプレナーシッププログラム『高校Ring』(リクルート)で2年連続でファイナリスト5名に選出されました。個別最適化学習では『Eフェスタ』(リクルート)において、高1と高2が全国上位にランクインしました。クラブ活動の加入率は9割を超え、全国大会常連である陸上部は過去最高の記録ラッシュ、マンドリンギター部(38年連続)とアーチェリー部(6年ぶり)も全国大会に出場、吹奏楽部は県のコンクールで2年連続金賞に輝く、KOKO ROOMでの不登校気味の生徒の改善率は9割を超えるなど、目に見える成果が現れ始めています。

K:凄い躍進ぶりですね。いよいよ体制が整ってきた感じですね。

校長:それだけではありません。2021年の改革以降、データサイエンス部、広報部、卓球部の増設、高大連携プログラム『関西国際大学進学プロジェクト』、校内予備校「山手アドバンスゼミ」、KOKO ROOM(学習支援室)とカウンセリング・ルーム等々、100周年後の"あるべき姿"を見据えた取り組みは今、始まったばかりです。

K:さすがです。同窓会とも連携しているとお聞きしました。

校長:例えば、データサイエンス部は、広報部の生徒たちとともに、約6万人を擁する同窓生のバックアップの下、OGが営む店を訪問、卒業生へのインタビューに加え、様々な体験をさせてもらい、その模様をインスタグラム制作に活かしています。

K:拝見しました。御校のインスタグラムですが、素晴らしいですね。生徒と教員が作っていると聞きましたが本当ですか?

校長:本当です。すべて自前です。多いときは20万件以上のアクセスがあります。今年からeスポーツ部を併設し、部員は約10倍になりました。

K:素晴らしい。新設のグローバル選抜探究コースはとても評判がよいですね。アピールをお願いします。

校長:中高共に週10時間以上の英語の授業時間を確保し、担任はネイティブと日本人の二人制、中学は『プログレス』、高校は『Grammar in Use』が主教材です。英語イマージョン授業もスタートしました。週1回2時間連続の英語+音楽、英語+家庭科、英語+プログラミングを行なっております。

K:英語でプログラミングをしている学校は珍しいですね。いや、時代の先端をいっておられると思います。もう少し詳しく教えてください。

校長:『Vcode』(イージア)という教材を使い、マインクラフトを使うことでプログラミングに対するハードルを下げ、動画、文字、音声を使う環境が生徒の論理的思考力を高めることを目的としています。

K:先程、見学させてもらいましたが、生徒さんたちの生き生きとした表情が印象的でした。また、校長の月例面談もされているとか。保護者として安心でしょうね。

校長:月例の校長面談では海外にいる保護者とのオンライン・ミーティングもあり、世界が近く感じられます。(続)