校長ブログ
GWを前に②
2025.04.26
カリキュラム・マネジメント
4月26日
前回の「GWを前に①」の続きです。
校長:その中で、特に大切にしているのが計画の振り返り。つまり、タイム・マネジメント・シートを活用すると計画を立てるだけでなく、その実施状況を振り返ることができるようになるということです。予定通りに進められたか、どこでつまずいたかを記録することで、次回の計画をよりよいものにするための改善点を見つけることができるのです。
F:同感です。
校長:本校では全生徒にタイム・マネジメント・シートを作成してもらっていますが、単に予定を書き込むだけでなく、ポイントを絞って書くよう指導しています。
F:できているようで、なかなかできないことだと思います。
校長:重視しているのは、学習時間と休憩時間のバランス。長時間集中し続けるのは難しいため、50分学習したら10分休憩するなど、適度な休憩を取り入れるよう指導しています。
F:効率的な学習を工夫されているのですね。
校長:作成に際しては、すべての科目を均等に学習するのではなく、自分の弱点や課題を意識し、優先順位をつけて学習計画を立てることを強調しています。例えば、苦手な数学に多めの時間を割く、テスト前に重点的に復習するなど、計画にメリハリをつけるといった具合ですね。
F:なるほど。
校長:併せて、計画通りに進んだかどうかを確認し、達成できた部分や改善すべき点を記録します。こうすることで、次の学習計画をより実行可能なものにすることができます。
F:よくわかります。
校長:合言葉は、「学習習慣の定着が未来をつくる」です。
F:名言だと思います。
校長:計画的に学習する習慣を身につけることは、生徒の将来にとって大きな財産となります。社会に出ても、時間を管理し、目標を設定し、それを達成するスキルは非常に重要です。タイム・マネジメント・シートの活用を通じて、自己調整学習できるようになるのが当面の目標です。本題のゴールデンウィークですが、自由な時間が増える分、自己管理が求められる期間です。この機会に、計画的に学習を進める習慣を確立し、さらなる成長につなげていきたく思います。
F:ありがとうございました。注目度が高い御校の取り組みはいつも理にかなったものばかりですので、個人的にも大いに期待しています。
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