校長ブログ
英語イマ-ジョン授業②-情報編
2025.04.15
教科研究
4月15日
本校が文科省からDXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)に指定されてから、プログラミング教育を英語イマージョンで行う実践を進めています。ネイティブの先生とのチームティーチングによる英語で学ぶプログラミングという取り組みを通じて、生徒も教師も多くの学びを得ながら、成長し続けています。
現代のIT社会では、プログラミングと英語は密接な関係にあります。世界のプログラミング言語や技術ドキュメントのほとんどが英語で書かれており、エンジニア同士のコミュニケーションも英語が標準です。そのため、プログラミングを学ぶと同時に英語力を高めることができれば、生徒たちの未来の可能性は大きく広がります。
本校の英語プログラミングの授業は、単なる英語の授業でもプログラミングの授業でもなく、両者を組み合わせることで、実践的なスキルを身につけながら、国際社会で通用する力を養うことを目的としています。
生徒のたちは継続的な学習の中で、少しずつではありますが、英語でコードを書き、エラーを解決し、英語でディスカッションすることができるようになってきています。授業では、実用的なプログラミング言語を使用し、実際にアプリケーションやウェブサイトを開発する取り組みなども盛り込んでいます。これにより、生徒たちは使える知識としてのプログラミングを身につけ、IT分野で活躍できる基盤を習得しているのです。
課題と今後の展望として、英語力のさらなる向上があげられます。プログラミングのスキルは着実に向上していますが、英語のスピーキングやライティングにおいては、まだまだ課題があります。今後は、ディスカッションやプレゼンテーションの機会をさらに増やし、より実践的な英語力を鍛えていきたいと考えています。