校長ブログ
新春対談①ーこれからの私立中学
2026.01.02
入試情報
1月2日
中学受験の専門家F氏との対談からの一コマです。
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F氏:これまでの中学受験では、どうしても"合格"がゴールになりがちでした。でも実際には、入学後の6年間をどう過ごすかが本当の勝負です。学校に入ってからこそ、学びの意味を問われる時代になっていますね。
校長:まさにその通りですね。本校では、受験で培った基礎学力を「探究」と「対話」に活かすことを大切にしています。答えを覚える学びから、問いを立て、自ら考え、仲間と協働して解決していく学びへ。そうした力こそ、これからの社会に不可欠だと考えています。
F氏:受験はあくまで通過点。入学後にどんな環境でどう伸びるかという視点を、もっと多くの保護者が持つとよいかもしれませんね。ところで校名に"グローバル"とありますが、英語教育には特別な方針があるのでしょうか?
校長:もちろん英語力は重視していますが、単なるスキルだけではなく、異なる文化や価値観を理解し、背景知識を強化、相手と深く対話するための力として位置づけています。授業では英語でのプレゼンテーションやディスカッションを行い、海外の学校とオンラインで協働するプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。
F氏:英語を"使って考える"実践ですね。受験勉強で身につけた知識を、生きたコミュニケーションの中で活用できるのは素晴らしいことです。
校長:ありがとうございます。グローバル教育とは、英語が話せることだけではなく、世界の課題に自分の言葉で向き合えることだと考えています。その土台として、本校では、タイム・マネジメント・シート、リフレクション・アワー、担任コーチング等を通して、生徒一人ひとりの変化を丁寧に見守っています。教師同士もカリキュラム・マネジメントを通じてブラッシュアップだけでなく、生徒がどの教科でどんな力を伸ばしているかを共有する仕組みを整えています。
F氏:それは中学受験で鍛えた論理的思考力を次のステージに発展させる環境ですね。受験の成果を"使える力"に変えていくことができる。生徒にとって理想的な循環ですね。
校長:ええ、受験で培った努力の習慣、思考力や判断力を「表現力」「協働力」へとつなげていくことが、学校としての使命だと思っています。
F氏:中学受験を経験する小学生に、どんなメッセージを伝えたいですか?
校長:受験は、単なる選抜の仕組みではなく、"出会い"の機会だと思います。自分はどんな環境で、どんな学びをしたいのかを考える大切なプロセスです。合格を目指す中で、自身の興味や得意、将来への希望を見つけていく。その出会いが、人生の糧になるはずです。
F氏:確かに。これからの受験は、どんな学校に入るかではなく、その学校でどんな自分になるかが問われる時代ですね。御校は、子どもの未来を"合格の先"で支える教育を展開する、つまり、受験をゴールではなくスタートに変える学校だと改めて感じました。期待値が高いのがよくわかりました。
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