校長ブログ

文部科学省の視察

2026.02.17 グローバル教育
2月17日

 16日、文科省より大学・高等学校の授業視察をお受け致しました。ご来校くださったのは、国際統括官(日本ユネスコ国内委員会事務総長)並びに大臣官房国際課のご担当者、さらに大学関係者5名の皆様です。本校の日本語教育の実践を直接ご覧いただけたことは、日本の教育の国際展開を担われる中枢の方々との接点を得たという点において、きわめて意義深い機会であったと受け止めております。

 今回の視察では、放課後に実施している上級・中級・初級の日本語講座に加え、関西国際大学 が開発したオンライン教材を活用した個別最適化学習の実際をご覧いただきました。生徒一人ひとりの到達度に応じた学びを保障しつつ、単なる言語能力の向上にとどまらず、「異なる他者と協働し、新たな価値を創造する力」を育成するカリキュラムの具体像を共有できたことは、大きな成果であったと考えております。

 海外ルーツ生を対象とした体系的日本語指導、英語イマージョンによる教科学習、ICT教材を基盤とする個別最適化、さらには教科横断型の探究学習―。これらを部分的な取り組みに終わらせるのではなく、学校全体を一つの学習組織として再設計することが、本校のカリキュラム・マネジメントの中核です。国の国際教育戦略との接続可能性という観点から多くの示唆を頂戴できたことは、今後の展開に向けた確かな指針となりました。

 本校が推進する多文化共生教育の実践が、日本全体の教育の質的転換にいかに資することができるのか。その問いに正面から向き合いながら、手応えを確信へと高めていきたいと考えております。地域に根ざしつつ、世界とつながる学びを創造する学校として、今後も実践と理論の往還を重ねてまいります。

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