校長ブログ

3学期終業式

2026.03.24 学校生活
3月24日

 23日、3学期終業式を迎えました。本年度は、本校にとって確かな転換点となる一年であったと実感しております。創立101年目という節目に、校名を神戸山手グローバル中学校・高等学校へと変更し、一部コースの共学化に踏み出しました。この決断は決して容易なものではありませんでしたが、生徒の姿がその意義を何よりも雄弁に物語ってくれています。

DSC09911.JPG  DSC09893.JPG

DSC09892.JPG  DSC09915.JPG

 生徒数は中高ともに大幅に増加し、多様性の広がりも顕著です。海外にルーツをもつ生徒の割合は約36%に達し、教室は日々、異なる価値観や文化が交差する「多様な価値観が響き合う学びの場」となっています。この環境が、生徒一人ひとりの視野を確実に広げ、他者理解と自己認識の深化につながっていると感じています。

 学習面においては、Gコース1期生が進路実績として具体的な成果を示し始めました。国公立では神戸大、神戸市外大、私立では関西学院大、また、姉妹校関係にある関西国際大をはじめとする志望校への合格は、単なる結果ではなく、本校のカリキュラム・マネジメントの有効性を裏付けるものです。また、進路満足度が4年連続で90%を超えている点は、生徒の最適解を重視してきた教育の方向性が間違っていなかったことの証左であると受け止めています。

 さらに特筆すべきは、学校全体の英語力の向上です。日常的な言語使用の質と量が変化し、「英語で学ぶ」ことが特別ではなくなりつつあります。校内で実施した『英語フェスタ』では、生徒が自らの学びを英語で発信し合い、教科横断的な学びの成果を可視化する機会となりました。また、文科省の『EDU-Portニッポン応援プロジェクト』への挑戦を通じて、本校の実践を国内外へ発信する視点も育ちつつあります。こうした取り組みは、生徒の学びを学校内に閉じることなく、社会へと接続する重要な契機となっています。

 課外活動においても、24のクラブのうち6クラブが全国大会に出場し、過去最高の実績を更新しました。学びと活動の両立が、個の成長を支えていることを改めて実感しています。

 こうして振り返ると、本年度は確かに「記憶に残る一年」でありました。しかし、重要なのは、この変化を一過性のものにしないことです。2026年度は、これらの成果を基盤に、さらに質的な深化を図る一年にして参ります。EDU-Portの視点も踏まえ、国際的な教育連携や発信力の強化を一層推進していきます。生徒・教職員・保護者が協働し、本校の教育を次のステージへと押し上げていきたいと考えています。引き続き、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。