校長ブログ
第2回定期考査分析会
2026.07.22
カリキュラム・マネジメント
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7月22日
21日、教員による定期考査分析会を実施しました。これは、単に平均点や順位を確認する場ではなく、「なぜ伸びたのか」「なぜ停滞したのか」を、生徒の学習行動まで掘り下げて検証する取り組みです。本校では、学力向上を教えるスキルだけで達成できるとは考えておりません。重要なのは、生徒自身が自らの学びを調整できる力、すなわち自己調整学習を育てることです。
今回の分析会でも、成績上位層だけでなく、学習改善が見られた生徒の共通点として、「リフレクション・アワー」の活用が挙げられました。リフレクション・アワーとは、自らの学習を振り返り、「何ができたのか」「何が不足していたのか」「次に何を改善するのか」を言語化する時間です。学習は、やりっぱなしでは定着しません。振り返りによって初めて、自分自身の課題に気づき、次の行動へつながっていきます。
さらに、本校では担任が"指示を出す存在"ではなく、"コーチ"として生徒と関わります。「もっと勉強しなさい」ではなく、「なぜ計画通り進まなかったのか」「次はどう改善するか」を対話によってファシリテートします。このコーチング型の関わりによって、生徒は受け身ではなく主体的に学習を考えるようになります。自己決定感を伴った学びは、継続性が高く、結果として学力向上へ直結していきます。
効果が大きいのが、タイム・マネジメント・シートの修正です。本校では、定期考査前に立てた学習計画を、考査後に必ず見直します。「計画通り実行できたか」「時間配分は適切だったか」「スマートフォン使用時間はどうだったか」などを具体的に検証し、次の計画へ反映します。重要なのは、失敗から学び、改善可能な行動として整理することです。
学力とは、単なる知識量ではありません。自分を客観視し、改善し続ける力そのものです。本校は、定期考査を単なる評価の場ではなく、生徒が自己調整学習を身につける成長機会として位置づけています。そして、その積み重ねこそが、持続的な学力向上を生み出しているのです。