校長ブログ
ナチュラルサイエンス部の挑戦
2026.07.25
クラブ・生徒・教職員紹介
この記事は音声でも、お聴きいただけます。
7月25日
文科省が、全国の大学や高等専門学校を拠点として、小学生から高校生までが最先端の研究に触れられる環境整備を進める方針を示しました。今後5年間で全都道府県に少なくとも1か所の拠点を設置し、子どもたちが研究活動や学会発表に挑戦できる機会を広げていくという構想です。
このニュースを大変心強く受け止めています。なぜなら、これからの時代に求められるのは、既存の知識を覚える力だけではなく、自ら問いを立て、仮説を検証し、新たな価値を創造する力だからです。
本校では、この考え方のもと、本年度よりナチュラルサイエンス部を立ち上げました。生徒たちは身近な自然現象から地球規模の課題まで幅広いテーマに関心を持ち、観察・実験・データ分析を通して探究活動に取り組んでいます。単なる理科好きの集まりではなく、「研究者の視点」で物事を考えることを目指したクラブです。
本校が大切にしているのは、教科の枠を越えた学びです。科学的な探究には、英語による情報収集や発信力、ICTを活用したデータ活用能力、そして多様な人々と協働するコミュニケーション力が不可欠です。まさにグローバル教育とSTEAM教育が交わる場所に、これからの理系教育の可能性があります。
大学と学校が連携し、生徒が最先端の研究に触れる機会が増えることは、日本の未来にとって大きな意義があります。神戸山手グローバルも地域や大学との連携をさらに深めながら、生徒一人ひとりが「学ぶ人」から「創る人」へ成長できる環境づくりに挑戦していきます。未来の科学者は、今日の教室から生まれます。その可能性を信じ、これからも探究の場を広げていきたいと思います。