校長ブログ

英語教育を考える80ートランススピーカリズム

2026.10.15 英語教育

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10月15日

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校長: 最近、トランススピーカリズムという考え方に改めて注目しているんだよ。これからの英語教育を考える上で、とても大切な視点だと思うんだ。

ネイティブ教員: ネイティブスピーカーのような英語を目標にするのではなく、多様な背景をもつ人々が英語を通して対話し、協働することを大切にする考え方ですね。

校長: その通りだね。世界で学び、世界の課題を解決できる人材を育てたいと考えて教育に取り組んでいるけど、そのために必要なのは、ネイティブのように流暢に発音できなくても、自分の考えをもち、それを相手に伝えようとする姿勢だとつくづく感じるね。

ネイティブ教員: 世界では英語を母語として話す人よりも、第二言語や外国語として使う人の方が多いです。実際の国際社会では、多様な英語が飛び交っています。

校長: そうだね。だから英語教育も、正しい英語を覚えることだけを目標にするんじゃなくて、多様な文化や価値観をもつ人たちと対話し、お互いを理解しながら新しい価値を創り出す力を育てることが大切だね。

ネイティブ教員: 私も授業では、文法や発音の正確さだけでなく、何を伝えたいのかを大切にしています。多少間違っていても、相手に伝えようとする気持ちがあれば、会話は前へ進みます。

校長: その経験が、生徒の自信につながるんだよ。私はいつも、間違えることは学ぶことだと伝えているんだ。失敗を恐れて黙ってしまえば成長はないけれど、挑戦した人には必ず学びがあるんだよ。

ネイティブ教員: だから教室では、生徒同士が安心して話せる雰囲気づくりが大切ですね。

校長: そうなんだ。英語の授業は、先生が説明し、生徒が答えを覚える場だけでなく、生徒同士が対話し、考え、協働する場であってほしいんだよ。その中で、自分の英語でも伝わるという成功体験を積み重ねることが、本当の英語力につながると思うんだ。

ネイティブ教員: そのような経験を重ねた生徒は、海外の学校でも、国際交流でも、自信をもって自分の意見を話せるようになりますね。

校長: まさにそこなんだよ。英語は試験のために学ぶものではなく、世界で学び、世界中の仲間と協働し、社会課題の解決に挑戦するための道具なんだ。だから、私たちは英語そのものだけでなく、英語を使って何をするのかを問い続けなければならないんだよ。

ネイティブ教員: トランススピーカリズムは、その考え方ととても相性がよいですね。多様性を認め、自分らしい英語で世界とつながることを大切にしています。

校長: そうだね。これからの時代に求められるのは、多様な文化や価値観を尊重しながら、世界中の人々と協働できる人だよ。その力は、一人では育たない。教室での対話や挑戦、そして異なる背景をもつ人との出会いの中で育まれていくんだ。

ネイティブ教員: 私たち教師も、生徒に英語を教えるだけではなく、世界への扉を開く伴走者でありたいですね。

校長: 本当にその通りだね。これからの英語教育は、ネイティブを目指す教育から、世界とつながり、世界に貢献する教育へと進化していくべきだと思うんだ。トランススピーカリズムは、その未来を照らす重要な理念の一つなんだよ。私たちも、生徒一人ひとりが自分らしい英語で世界へ踏み出し、世界の課題を解決する人材へと成長できるよう、これからも挑戦を続けていきたいね。